豪放磊落!博多八丁兵衛のこと。
こんにちは。
今日は博多あごだしの西濱屋さんのお話を少々。
西濱屋さんは創業を江戸にさかのぼる老舗で
手前どもよりも前に博多の街で魚問屋として産声を上げました。
創業者は通称、博多八丁兵衛(はかた・はっちょうべえ)として
親しまれた商人です。
ん~こちらが徳兵衛なら、あちらは八丁兵衛。兵衛つながりです^^
この八丁兵衛さん、商才があって、料理にも長けていたそうで、
漁師が持ち込むどんな魚も買い取って、
仕入れにくる板前さんに調理法を伝授して売り捌いたという御仁です。
今どきは当たり前になってきていますが、
品物だけでなく、サービスも一緒に売るという発想はかなり斬新だったに
違いありません。方々の料亭からはさぞかし頼りにされていたことでしょう。
言うなれば、口八丁、手八丁の八丁兵衛さんですが、
その名を博多じゅうに知らしめたのは、豪放磊落な性格だとも言われます。
なんでも盛大にパーッとやるのが好きで、博多の街の賑わす催事を
たくさん仕掛けたそうです。
中でも、博多っ子を驚かせ、沸かせたのは『生前葬』でした。
江戸の世、なんと自分の葬式をド派手に開催し、
自らばっちり取り仕切ったというのです。
自分がいなくなってからではみんなで楽しめやしない。
じゃあ、今のうちにやってやろうじゃないか。
わずかに残された八丁兵衛さんの資料を見返すと
そんな声が聞こえてきそうです。
人が思いつかないようなことをやる。
一歩も二歩も人の先を行く。
それでこそ商人です。
【商い=飽きない】からこそ人気者。
まさにその通りです。
人様に愛されて、選ばれるから商いが続けられるのです。
さて、手前どもの歴代当主はどんな【商い=飽きない】の
施策をしてきたのでしょうか。
気になってきたので、ここらで資料庫に行ってまいります。
ではまた。
番頭拝
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